ダイオキシン対策事業
ダイオキシン対策事業
有資格者のもと安全に除去作業を行います
工場や学校などの煙突や焼却炉には、ダイオキシン類汚染の可能性が高く、煙突解体や焼却炉解体工事などに関してはばく露防止措置を使うことが重要です。汚染されている建物はダイオキシンを完全隔離した上で除去し、解体作業を行います。除去作業により発生した廃液については弊社にて特別管理産業廃棄物として処理いたします。施工に関しても有資格者のもと、法令順守で安全に工事を行います。
ご依頼から除去までの流れ
STEP1
まずはお問合せください
お電話またはメールにてお問い合わせください。メールの場合は、必要事項のご入力をお願いいたします。除去作業にあたり疑問点やご相談などございましたら、お聞かせくださいませ。
STEP2
事前調査(サンプル採取)
事前調査の日程をご相談させていただきます。お立ち合いいただいての調査となりますので、ご都合の良いお日にちをお知らせくださいませ。当日は堆積物のサンプリングを行います。また、作業環境のチェックを行い、最善の工事計画をご提案いたします。
STEP3
作業場の養生、安全衛生機器の設置
当日はまず、作業場の養生を行います。シートなどで作業区域をしっかりと囲い、汚染物質が周囲に飛散しないように、作業場所を密閉状態にします。更に、安全衛生機器を必要に応じて設置しておりますので、安心してお任せいただけます。
STEP4
汚染物除染作業・解体作業
高圧水洗浄により、炉内のダイオキシン類の汚染物除染工事を行います。
工事は法令や条例を遵守して行います。また、除染工事だけでなく、書類の提出や近隣の方への説明も当社で対応しておりますので、お客様のお手間を取らせません。
STEP5
産業廃棄物処理
使用した水や発生した汚泥は、産業廃棄物となります。
ダイオキシン類の毒性濃度が高くなりやすい産業廃棄物は、汚染物が外部に漏れないように適切に処理をし、区域外に搬出します。その後、許認可を持つ処分場で処理いたします。
ダイオキシン類とは
ダイオキシン類とは、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)とポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF) をまとめて「ダイオキシン類」と呼び、このほかにコプラナーポリ塩化(コプラナー PCB)のようなダイオキシン類と同様の毒性を示す物質を「ダイオキシン類似化合物」と呼んでいます。 ダイオキシン類は、炭素、酸素、水素、塩素を含む物質が燃焼過程などで自然に発生してしまう物質で毒性が強く発がん性や遺伝子に影響を及ぼす物質とされ、平成11年7月16日に公布されたダイオキシン類対策特別措置法においては、ダイオキシン類にダイオキシン類似化合物を含めて“ダイオキシン類”と定義されています。
足場組み立てから解体・除去までワンストップ
弊社は周辺近隣住民への配慮も考え徹底した作業工程管理のもと、安全確保に徹底したダイオキシン類処理作業を実施しております。また、現地調査から工事開始の足場組み立ても弊社で行います。
高圧水洗浄による湿式工法
焼却施設の解体工事では、必ず汚染物質の除去作業が必要となります。湿式工法とは、高圧洗浄機の高圧水により、焼却設備内に付着した汚染物を除去する方法です。
人体が介入できないような煙突内部や焼却施設でも効果的に、除去することができます。工事にあたり、周辺への安全対策およびばく露防止策を徹底し、安全に施工しています。